鈴木光司の小説『らせん』を読んでみた

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リングシリーズの2作目です。リングは映画やドラマなどで何度も見ていましたが、『らせん』は映像で見ると何故か眠ってしまうので、今さらながら原作を読んでみました。

今さら読んでみた

1995年に発行された小説なので、2016年に読むのも感想を述べるのも今さら感が強いですが、いつだったか映画版がTV放送されたのを見て、最後まで見てられなかった(寝てしまう)ので、原作に手を出してみました。

3部作の2作目

リングシリーズは『リング』『らせん』『ループ』と3部作です。リングが完全なるホラーだったのに対して、『らせん』はホラー要素が前作に比べて少ないので、ホラー目的で読み始めると少々退屈でした。ただ、次に続く “ループ” を読む上では大切な話になっているので、頑張って読んでみた方が良いでしょう。

呪いのビデオを解明

“リング”によって亡くなった人々を医学的な面から解明しようとするストーリーです。主人公は初登場する医師の『安藤満男』です。
安藤満男は前作に登場した『高山竜司』の友人で、彼を司法解剖したことから『呪いのビデオ』を解明すべく奔走していきます。

原因はウィルス?

安藤満男の奮闘によって呪いのビデオによって亡くなった人の体内からウィルス『リングウィルス』が発見され原因とされました。しかし、「なぜ1週間なのか」「なぜ同一日時に発症するのか」など不明な点が残されます。

しかし、この『リングウィルス』には真の目的があり衝撃のラストへ続くわけですが、小説とは言えあまりにも飛躍した結末に、ホラーでは無く “SF” や “ファンタジー” と言った要素を感じてしまいます。

『ループ』へ続く

“リング”と言うホラー作品から始まったリングシリーズは、“らせん”であまりにも飛躍した結末に到達してしまいました。しかし、この結末は『ループ』を読むことでつながっていきます。

“リング”、“らせん”と読んで、この話の流れに嫌気を指して読むのを辞めてしまったのであれば、今一度3部作をすべて読み直してみると良いでしょう。